夕暮れ

昨日午後から強い雨が降り始め、今朝の午前中まで降り続いていました。
午後になると急に晴れ上がり雨上がりで湿度があるため暖かくなりました。これが平年並みの気温と気象予報士は言っていました。
 
午前中は、年賀状作成と、お客様がありましたので、15時過ぎに家を出て加治丘陵に向いました。
雨の影響で、午後になってから散策に出掛けた人が多いとみえて、通常の休日の午後よりも多くの人が歩いていました。
落ち葉が雨水を吸い込んで、丘陵全体に湿度があり、とても気持ちの良いの空気です。
 
展望台に登ると太陽が既に西に傾いています。
冬至の昨日は雨降りのため、本日冬至の太陽の沈むのを見に来ている人が何人かいました。
奥多摩・秩父から富士山に向っての西の山々は雲に覆われていて、西日が高い位置で雲に沈むところです。
一方東側は、雲が無く40Km以上はなれている東京が太陽に照らし出されて蜃気楼のようです。
その東京上空から飛行船が北東方面にゆっくりと移動しているのが見え、更にその上には真丸の白いお月様が浮かんでいます。
 
日没の金色の空を眺めた後、展望台を降り、木々の間から見える夕焼け空を眺めながら詩吟の発声をしました。
 
武蔵(ぶそう)の連山 紫紅に映え
富嶽 遥かに望めば 雲残照
嗚呼 武蔵野(むさしの) 月・雪・花
古今の墨客 感懐を誌るす
 
これは、土屋忠司が作った「武蔵野を讃う」と言う詩です。
まさにこの詩の風景の中で詩吟をすることが出来て幸せなひと時でした。
 
ただし、これから先は急激に暗くなってきますので、帰りの丘陵は夜の気配を増してきます。
梢の上からは、先程まで白かった月が、黄色く明るく空に浮いていますが、足元は良く見えません。
地上に浮き上がっている木の根に注意しながら、人家のあるところまで急いでいますと、国木田独歩の随筆「武蔵野」の最後の部分を思い出し、これが彼の書いた武蔵野の晩秋から冬の夕暮れだと感じました。
文学の世界を感じることが出来た貴重な夕暮れの散策でした。
 
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りょうちゃん について

"これまでのものを大切にしつつ、新しいものに挑戦"  、 空を飛ぶこと 海に潜ることが大好きです。
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夕暮れ への2件のフィードバック

  1. Mayumi より:

    こんにちわ!!日本の風景はまだ暖かく感じますね。
    きっと寒いんでしょうが!
     
    詩吟の練習をされているそうですが、人前でも大丈夫なのですか?
    良く会社の屋上でもされているとの事ですが。凄いですね。
    季節を感じながら、今年の年も終わろうとしていますね。
    年賀状はあさってまでだそうですから、頑張って下さいね。
     
    私は、明日日本へ旅立つ予定ですが、寒いサラエボは、霧が
    立ち込めて、明日飛ぶのかどうかって感じです。
    どうか、飛ぶ事を祈ってて下さいね。
    あさってには着いています事を!!

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  2. りょうちゃん より:

    Mayumi 三
    こんにちは。
    いよいよ帰国ですね。
    そちらに比べれば日本は暖かいと思います。
    日本の休日をぜひ楽しんで下さい。

    いいね

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