ぜいたくなダイビング

昨日、伊豆海洋公園(ＩＯＰ)でダイビングをしました。
朝５時に家を出て伊東市八幡野まで行きます。
早朝の圏央道・小田原厚木有料道路は空いていますので、小田原ＰＡでの休憩時間を含めて３時間１０分で着きました。

予定より早いので、車の中で２０分ほど休んだ後にショップに顔を出すと、オーナーの佐藤さん、アシスタントの藤原さんが待ってくれていました。早々に機材をショップの車に乗せ換えてＩＯＰへ出発です。

天気は晴天、今日も猛暑日の予報ですが、海辺の近くは風も爽やかです。
波は穏やかで、平日の早い時間のために、いつもは混雑しているＩＯＰのダイビング客が少なくて、のんびりした雰囲気です。

一本目
９時２５分～１０時１１分
ポイントは、エントリー場所から右側の　１の根と１．５の根
水温は海面・水底ともに２３℃、５ｍｍのウエットスーツで冷たさを感じません。
最大深度は１７．４ｍ、平均深度は１０ｍです。
見ることが出来た生物
トラウツボ（色が綺麗）、ハナタツ（お腹に赤ちゃんをたくさん抱えているので大きい）、クマノミ、オルトマンワラエビ、ムスメベラ、シラコダイの群れ（いつになく群れていました）、コブヌメリ、メジナ、ネンブツダイの群れ（口の中に赤ちゃんを保護している）、アカハタ（カニを食べていた）、タナゴ　等々たくさんの生物を見ることが出来ました。

二本目
１１時４２分～１２時２５分
ポイントは、エントリーしたところから少し沖方向へ進み　砂地とオクリダシ
水温は、海面２５℃、水底２１℃、場所によって水の冷たさを感じますが、殆んどのところは暖かい状態です。
最大深度は２０．３ｍ、平均深度は１０ｍです。
見ることが出来た生物
ワニゴチ（砂と同化して見つけ難いですが、そっと近づいて目を見ると金色の模様があり綺麗です）、ヤマドリ、オオモンハタ、ベニカエルアンコウ（頭の上の疑似餌も見えました）、オハグロベラのクリーニングをしているホンソメワケベラ、マツカサウオ、ヘビギンポ、アヤアナハゼ、オヤビッチャ、スズメダイ（岩面いっぱいに産み付けた卵を守っている）、セダカスズメダイ、大きなコブダイ　等々　たくさんの生き物と出会いました。

今回は、リトルリッツさんの当日ダイバーが私のみでした。
そのため、ガイド担当の藤原さんに続いて、私、そして佐藤さんが後からフォローでつくという、ぜいたくなダイビングです。
これまでもガイドさんと私の二人のダイビングは何回かやってきましたが、前後にガイドさんがいるダイビングは初めてで、何か申し訳ないようなぜいたくさでした。
藤原さんは、ここが可愛い、ここが綺麗、これ美味しいそうです　等々の女性の視点での細かいガイドをしていただき、これまで見ていた生物の別な見方を楽しむことが出来ました。

ショップに戻り、撮った写真を見ながらログづけ、海の話、これまで見た生物の話などに盛り上がりました。

帰路は、伊豆半島内は夏休み渋滞、高速道路は厚木ジャンクションの構造的渋滞に通勤者の帰宅時間帯の混雑が加わって４時間２２分かかりました。
ショップ側でスケジュールを効率的に進めていただいたおかげで、まだ明るさが残っているうちに帰り着きました。
暗くなる前にと、急いで庭で機材の塩抜き等をしているうちに、夏の夜となりました。