OBによる漢詩を楽しむ会

同じ会社に勤めていたOBの中で漢詩・詩吟に興味がある人たちが集まる「漢詩を楽しむ会」がありました。
昨年末に行われた会合以来の4カ月ぶりです。

長年務めた会社を引退後も、第二の仕事、詩吟の会、地域の活動等、皆さんご活躍中です。

詩吟は流派、会派は多くありますが、今回は愛吼流、吟道紫水会、琥流朗誦会の三つの流派の人が参加しました。

1.発表吟
�塚越さん  
 和歌 「白玉の 歯にしみとおる 秋の夜の 酒は静かにのむべかりけり (若山牧水)
 絶句  山間秋夜 (眞山民)

�増田さん 
 和歌 「白玉の 歯にしみとおる 秋の夜の 酒は静かにのむべかりけり (若山牧水)
 絶句  山間秋夜 (眞山民)

�吾妻さん
絶句 辞世 (吉田松陰)

�高橋さん
 今様 「雲のかかるは月のため 風の散らす 花のため 雲と風とのありてこそ 月と花とは尊けれ」 (熊澤蕃山)
 絶句 静夜思 (李白)
 
�細田さん
 短歌 「いにしえの 緑守れる 麻布の地 三十年育つ 演劇の花」 (細田琥星)
  絶句 麻布演劇市三十周年記念を祝す (細田琥風)

�佐藤さん
 絶句 九月十日 (菅原道真)

�篠田さん
 絶句 辞世 (吉田松陰)
 絶句 江南の春 (杜牧)

それぞれの流派によって吟じ方が異なりますが、日頃から練習を重ねて頑張っている方が多く、皆さんの発表吟は素晴らしいものです。

2.漢詩を楽しむ時間
この時間は、毎回、参加者の方々がご自分で選んだ漢詩の説明していただく時間を設けるのです。
皆さんからの説明概要です。

�塚越さん
 「全唐詩」より 12人の唐代の代表的な詩人の概要と、詩仙と言われた李白、詩聖と言われた杜甫、詩王と言われた白居易の祖人としての性格詩風について説明がありました。

�佐藤さん  
 先程吟じた、九月十日の詩の作者である菅原道真の生い立ち、出世、諌言による左遷に到るまでの概説と詩文にある「愁思」の詩とは何かについての説明がありました。

�細田さん  
中唐の詩人 賈島(かとう)の 桑乾渡る の詩の説明と、その詩の中にある故郷とは離れた場所に住んでいた時の心情と福島原発の被災地から避難生活を続けている方々への想いについての説明がありました。

�高橋さん  
 先程吟じた、静夜思の作者である李白についての生い立ちと豪放な性格のエピソード、その詩風についての説明がありました。

皆さんの説明とそれを受けて参加者の方からの補足、それぞれの見解の発言もあり、時代、作者背景と詩を楽しみ、予定時間を超過しそうです。

その後は場所を変えて、懇親会の中でお互いの詩論等を更に展開して楽しみました。
桑乾を渡る 賈島

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りょうちゃん について

"これまでのものを大切にしつつ、新しいものに挑戦"  、 空を飛ぶこと 海に潜ることが大好きです。
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OBによる漢詩を楽しむ会 への2件のフィードバック

  1. wakasahs15th より:

    こんにちは(^^♪
    多くの方が定年後も趣味の世界を楽しんでおられて素晴らしいです(^^♪ ハイレベルの趣味だと思います(^_-)-☆

    いいね: 1人

    • wakasahs15th さん
      こんにちは。
      年を重ねてからの勉強・学ぶことは自分の好きなことを深く調べることなので楽しいです。
      若い時にこの気持ちがあったらすごかったのだろうが、と思いつつ年が進んでから学ぶ行為を楽しんでいます。

      いいね: 1人

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